2024 ©国谷隆志 All Rights Reserved. Photo by Takateru Kusaki.
Installation view of 35°0' 31.7" N 135°45' 58.74" E : Gallery PARC, Kyoto.
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人は鏡に映り込んだ像を見るとき、そこに自身の姿や世界が映し出されていると感じる。
私は鏡面のステンレススティールにグリッドの線を刻む事で、世界に対して何らかの働きかけができると考えた。
手によって刻み込まれたグリッドは、手の圧力によって鏡像としての画面に微妙な変化をもたらす。
そして、鏡面が映し出した像や空間は水平や垂直に区画、解体する線として機能すると同時に、位置または基準としての線、
単にグリッドそのものがそこに存在している状態が生み出される。
鑑賞者がこの作品と対峙するとき、鑑賞者は自身の立ち位置、グリッドの刻み込まれた鏡面が映し出した像、
このオブジェクトと自身の関係において、世界を再認識、再構築する体験を通して世界を対象として捉えるのではないだろうか。
我々の世界の構造を捉える一つの方法として。